断熱材を考える

家づくりの解説をお読み頂いている皆さん!そろそろ頭の中が沸騰しだしていませんか?
日頃目にしないけど大切な分からないことがいっぱい出てきていませんか?
しかしながら、ここに述べてきている内容は、知っている、知らないでは知っているに越した事はないのです。

今回取り上げるで断熱材については、家の基礎や壁や屋根の中に施すものです。
そう簡単にやり直しがききません。しっかりとした知識で納得のいく快適な住まいを目指しましょう。

断熱材・・・。熱を通さない材料(室外の気温と室内の気温をしっかりと分け、保温する材料)です。
皆さんはスーパーのお魚屋さんで発泡スチロールの箱に魚が氷と一緒に入っているのを見たことはありませんか?
あれは、氷が溶けにくく魚の鮮度を守ってくれているのです。また、その箱を人が持ってもさほど冷たくないのは、
発泡スチロールが、冷たい氷から人の手に伝りにくくしているからです。

そもそも発泡スチロールは、発泡、すなわち樹脂で作られた独立した細かい空気のお部屋が無数にあるものですね。
ここが肝心なのです。
この独立した細かい空気のお部屋が小さくそして沢山あればあるほど断熱性能はよくなり、同じ断熱性能でも薄い仕様で施工できます。(同じ厚さであれば一番断熱性が高い材料と言えます)
そのお部屋を形成している素材が出来る限り熱の伝わりの少ない素材であること、その素材とは?

1.グラスウール(GW):ガラス繊維を綿状にして形成された商品です。コストパフォーマンスは良い方ですが、
あくまでも、綿状と言うことで、独立した空気の部屋を形成する所品ではありません。密度を多くしてあげることで
断熱効果を上げることが出来ます。高性能の断熱材として用いる場合は、厚みも必要となってきます。
グラスウールは、火には弱く燃え広がる危険性はあります。

2.ロックウール:グラスウールは硝子、ロックウールは岩綿、岩を繊維状にして作られたものです。こちらは比較的密度が元から大きいのですが、圧縮成形により密度の高いものは防音吸音に優れているため、音響環境設備のある施設などに用いられることが多いです。こちらも独立した空気の部屋を形成出来ないので、厚みのあるものを用いる必要ああります。グラスウールに比べれば、火に強い商品です。

3.押出し法ポリエチレンフォーム:板状のポリエチレン正に発泡スチロールと同等の断熱材です。
板状であるため、カットしやすく施工性に優れています。ただし、素材がポリエチレンの為、引火すると有毒ガスが発生する恐れがあります。

4.フェノールフォームA種:こちらは承認の中でも一番高価な断熱材ですが、それだけあって、ポリエチレンフォームに比べ独立した空気の部屋が非常に小さく火にかざしても、燃えはしますが炭化して燃え広がりにくく、有毒ガスも出ません。同等の断熱性を保ち厚みも薄くで来ることから、外断熱材との相性も良い素材です。床・壁・屋根用の種類があります。

5.発泡ウレタン吹き付け断熱:現場で液体のウレタン樹脂を吹き付け、泡状に膨張しながら形成される工法です。
施工精度にもよりますが、くまなく必要な場所に充填が可能なため、気密性にも優れた材料です。壁及び屋根裏に使用されます。

6.その他:他にも紙を利用したもの、羊の毛を利用したもの、セルロースファイバーなど素材も沢山ありますが、このその他に掲げる物は、独立形成された空気のお部屋は作り出せません。

まとめると、同じ断熱性能を持つ材料にするには、素材や形成によって厚みを必要とすること。
素材の中には、燃えやすいもの燃えにくいもの、可燃の際、有毒ガスが出るもの、そうでないものがある。

使う部位によって使い分けも必要である場合がある。(基礎・床・壁・天井又は屋根)
一度建てたらほぼ変えることのない材料です。
しっかりとした知識で選択しましょう。